2007年10月27日
人類の祖先?が、ヒトのため絶滅の危機に
26日、スイスに本部を置く国際自然保護連合(World Conservation Union、IUCN)はヒトを除く全霊長類の3分の1近くが絶滅の危機にあるとの新たな報告書を発表しました。
ヒトの絶滅の危機というのは感じたことがありませんが、それを除いても3分の1もの霊長類が絶滅の危機にあるとは・・・想像以上の数字です。
IUCNの報告書によると、サル、類人猿、ゴリラなどのうち29%が、不法な売買、気候変動、生息地の破壊などが原因で絶滅の危機にさらされているそうです。
世界21か国の60人の専門家がまとめた報告書は、危機的な状況への対応を怠れば、約1世紀以来の新たな霊長類の絶滅につながると警鐘を鳴らしています。
コートジボワールとガーナに生息する「ミス・ウォルドロンのレッドコロバス」はすでに絶滅した恐れがあり、ベトナムの「金頭ラングール(golden-headed langur)」と中国の海南テナガザル(Hainan gibbon)は数十個体しか生存しないと考えられています。
絶滅してしまえば、その後どんなにあわてても彼らを取り戻すことはできないわけです。
危機にある今こそ、その保護に全力を尽くさないといけません。
IUCNは、霊長類の個体数減少の主原因は森林破壊だとしています。
ヒトの発展のために、森林破壊も進んできてしまいました。
なんとか再び緑ある地球を取り戻し、ヒト以外の多くの生物が安心して暮らせる環境を整えたいものです。
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